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PE Lite
2017年4月10日
(一社)コンクリートパイル建設技術協会の
2017年4月1日のCPRCパイルの変更に対応しました。
詳細は右の PE Lite 開発履歴をご参照ください。
本ソフトウェア ( PE Lite:ピーイーライト ) は、F.T.Pile構法を採用した既製コンクリート杭の地震時の応力変位を試算するフリーソフトであり、以下の特徴があります。
1.
F.T.Pile構法を採用した杭の応力変位分布(曲げモーメント,せん断力,水平変位,回転角)を算定できます。また、杭頭剛接合(杭頭固定)を採用した場合の応力変位と比較検討が可能です。算定には弾性支承上の梁理論を用いています。(図1参照)
2.
ボーリングデータ(N値)を入力するだけで、杭の応力変位解析に用いる定数を自動的に算定することができます。定数の算定方法は、日本建築学会の建築基礎構造設計指針に準拠しています。(図2参照)
3.
多層地盤に対応し、地盤の非線形性を考慮できます。地盤の非線形特性は、日本建築学会の建築基礎構造設計指針に準拠しています。
4.
既製コンクリート杭の断面データを装備しており、簡便に杭種と杭径を選択できます。断面データは、コンクリートパイル建設技術協会(COPITA)の標準仕様(PHC杭,SC杭,PRC杭)を用いています。
5.
既製コンクリート杭のMa-NインタラクションとQa-Nインタラクションを用い、発生応力と許容応力の比較検討を簡便に実施できます。(図3参照)
6.
杭材は深さ方向に曲げ剛性が一定の弾性部材として算定します。
7.
水平剛性の異なる複数本の杭の応力変位を算定できます。すなわち、単杭だけではなく、杭頭水平力の分配を考慮した基礎全体での検討が可能です。
8.
杭長の異なる杭にも対応します。また、杭先端の境界条件(フリー,ピン,固定)を選ぶことも可能です。
※
詳細検討については、F.T.Pile構法既製杭協会加盟のパイルメーカーにお問い合わせください。なお、本ソフトウェア ( PE Lite:ピーイーライト ) の入力データは、パイルメーカーによる詳細検討に利用可能です。
動作環境
Excel がインストールされた Windows PC で動作します。
対応する Excel バージョンは 2000,2002,2003,2007 および 2010(32ビット版) です。
Windows は 2000,XP,Vista および 7 の 32ビット版と64ビット版で動作します。
インストールと起動
PE Lite のインストールファイルをダウンロードし、実行してインストール画面の指示に従ってインストールを完了させます。なお、PE Lite をバージョンアップの目的でインストールする場合は、必ず事前に PE Lite を終了させておいてください。
インストールが完了するとデスクトップに PE Lite のショートカットアイコンが作成されますので、このアイコンから PE Lite を起動できます。操作方法等については、PE Lite のヘルプメニュー内からユーザーズガイドを参照してください。
※ インストールがうまくいかない場合は管理者権限で Windows にログオンするか、または、システム管理者様へご相談ください。
ダウンロード
PE Lite のインストールファイルは(株)ベクターのライブラリページから無料でダウンロードできます。
新規インストール、バージョンアップ、どちらも同一のインストールファイルから行います。
※ ダウンロード中や実行中にブラウザまたは Windows によって警告メッセージなどが表示される場合がございますが、ダウンロードしたファイルには問題はございませんので、そのまま保存、または実行ボタンのクリックをお願いします。
※ PE Lite はどなたでもご利用できますが、下記の FT CLUB への登録を行わない場合は制限付きの試用版として動作します。試用版で算定できる柱数は10本以下ですが、通常版は2000本まで算定できます。登録は無料です。
ページを開いたらページ中央付近の緑色のダウンロードボタンをクリックしてください。
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